アデノウイルス感染症・溶連菌感染症

　夏にもっとも多いといわれている代表的な感染症がこの二つです。成木保育園でも数名の報告を受けています。特にアデノウイルスには４９種類も型があり、総称して「夏風邪ですね」と言われることがほとんどです。例えば、プール熱、流行り目、胃腸炎（下痢）などがよく知られています。これらの治療法としては、インフルエンザのような特効薬はありませんので、症状に対する対処療法が中心となります。長引いてしまうことも多々あります。

感染力が強く広がってしまう傾向にありますので保育園でも十分に注意喚起していきたいと思っています。

≪からだやこころに大切なもの≫

この時期、私たちのからだに一番大切なものは何かご存知でしょうか。

それは、太陽の光です。梅雨の時期に不調が多く現れるのは、太陽の光が不足しがちなことも原因の一つです。雨降りだからと言って部屋にこもってばかりではいけません。梅雨時期は、太陽が出ていなくても窓を開けて家の中とは違う自然の明るさや空気を感じてください。

そんな、偉大な力を持つ≪太陽の光効果≫をちょこっと、紹介します。

「日光浴って紫外線を浴びるから、体に悪くないの？」と矛盾を感じる方も多いのではないでしょうか。
紫外線を大量に浴びてやけどのような状態になるのはよくありませんが・・・

手のひら浴だとか、日陰での日光浴などを週3回15分間で十分といわれています。

　☆★　お 願 い　☆★

　　毎朝の健康チェックを必ずしてプールカードに記入ください。
　　水遊びは、思いのほか体力を消耗しますので良質な睡眠を心がけてください。

　　以下のような症状があるときは、プール遊びを控えてください。

　　ü  下痢、咳、微熱、耳だれ、目やにや充血があるとき

　　ü  大きな傷があるとき、とびひなどで浸出液（汁）が出ているとき