乳幼児突然死症候群(SIDS)について
それまで元気だった赤ちゃんが事故や窒息ではなく、眠っている間に突然死してしまう病気です。
日本では、平成7年には全国で年間579人もの赤ちゃんがSIDSで亡くなっていました。
これによりさまざまな呼びかけや指導によりSIDSは年々減少してきていますが現在でも年間100人以上の赤ちゃんが亡くなっています。
原因はよくわかっていませんが、育児環境の中にSIDSの発生率を高める因子があることが明らかになってきました。
よって以下の項目に気をつけると未然に防げる確率が高くなると言われています。
1) 1歳になるまでは、寝かせるときはあおむけに寝かせましょう
2) できるだけ母乳で育てましょう
3) たばこをやめましょう
成木保育園では、以下のように取り組んでいます
Ø 常に職員が見守り、特に午睡中は5分ごとに赤ちゃんのようすを記録しています。
Ø 敷布団は固く通気性のよいものをつかっています、枕はつかいません。
Ø 布団のまわりには、ひもやタオルなど危険なものは置きません。また、スタイや首が締まるような衣服での午睡は避けています。
Ø 部屋を暖めすぎたり、厚着をさせたりしません。
Ø 定期的に健康診断を行い、赤ちゃんの発達のようすを把握しています。
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