(29年12月)

    
 

市内でインフルエンザの発症を耳にするようになりました。ご家庭では予防対策をされていますか?これからの流行時期、保育園での発熱の場合はインフルエンザを疑います。速やかなお迎えをお願いします。また、インフルエンザの診断を受けた場合は発症後5日を経過しかつ解熱後3日を経過するまで出席停止となります。

発症

 それまで兆候がなく急激に発症(顔が真っ赤にほてり熱が出る)

初期症状

発熱・悪寒・頭痛・だるさ

主な症状

38℃以上の高熱・筋肉痛や関節痛などの全身症状が強くでる

潜伏期間

インフルエンザウイルスに感染してから約1~3日

治療法

発症後48時間以内に抗インフルエンザ薬を内服すると比較的早く解熱する
  受診のタイミングは発熱後12時間経過してからが望ましい

解熱後の注意

抗インフルエンザ薬のおかげで早く解熱しますが、一日の中で2~3℃の体温差は、非常に体力を消耗します。免疫力の低下もありますので、解熱後もゆっくり安静に過ごすことが大事

登園のめやす

 発熱した日は0日とし、発熱後5日間及び解熱後3日を経過してから
 (登園許可願を要します)


~増えている子どもの冷え性~

冷え性というと女性に多いイメージがありますが、最近では、幼児にも増えてきているようです。冷え性は、温かい部屋にいても寒がっていることや手足などのからだの末端が冷たくなります。特に寝ているのに足が冷たいのはよくありません。原因を簡単にいうと、血行不良です。血行が悪いと手足が冷えるだけでなく便通の乱れや寝つきが悪い、風邪をひきやすい、成長ホルモンがきちんと分泌されないなどの様々な不調が現れるので改善する必要があります。

冷え性対策

手袋、靴下、レッグウォーマー、腹巻などのかわいらしいグッズも店頭でみかけますが、根本的に体の芯から温めることが必要です。子どもらしく戸外で体を適度に動かすことや冬の根菜など「体を温める」食べ物を美味しく食べることによって血行が良くなり体温調節を自然と行えるようになります。その結果、冷え性などの症状が出にくくなります。