(28年8月)

    
 

おたふくかぜについて

おたふくかぜが、各地で4年ぶりに流行しているようです。
成木保育園でも7月末より報告を受けている状況です。
おたふくかぜは、流行しているのに「うちの子は、罹らなかったわ」「上の子は罹ったのに
下の子にはうつらなかった」なんてこともよく聞きます。
しかし実際には、感染している可能性があります!
おたふくかぜは、症状のまったくでない不顕性感染が多いという特徴があるのです。
感染したひとの30%がこの不顕性感染であるといわれています。
感染した経験があるかどうかは血液検査をしてムンプスウイルス抗体価を測定しなければわか
らないのですが・・・罹患したかどうかを確実に知りたい時は、かかりつけ医に相談して検査
してみるのもいいでしょう。

紫外線と日焼けのはなし

夏は戸外で過ごしたり遊んだりする機会が多くなります。
UVカットなどの製品を多く見かけます
ので紫外線についての知識を少しだけご紹介します。


ガンマ線 X 紫外線 可視光線 赤外線
C B A
短い   ←    波長   →  長い

上の表でいうと左側に表示されているほど光線の波長が短く、短い程身体への影響が強いの
ですが、逆に地球をとりまくオゾン層にカットされやすくなりガンマ線、X線、紫外線Cは、
地上に届くことはありません。紫外線の話にもどりますが、お肌に影響を与える紫外線はA
Bの2種類
なのです。


〜2種類の違いをみてみましょう〜

紫外線A(UVA)・・・  シミ、そばかす、皮膚のたるみ、老化の原因(5月がピーク)

紫外線B(UVB)・・・  皮膚が赤くなる。やけど様の炎症を起こす。シミ、そばかすの原因になる。

皮膚の遺伝子を傷つける。免疫力を低下させる。(7〜8月がピーク)

            *傷ついた遺伝子は普通、自然に修復されますのでご安心を。

*UVBの方が、より強くお肌に作用するため、今の時期、一番注意が必要です。

〜外に出るときには〜

つばのついた帽子をかぶる(つばが7p位で、UV60%カット)

タンクトップやノースリーブよりも袖のあるものにする

衣服の色は黒っぽい物のほうが効果的(UVカットが施されていればどんな色でもよい)

日陰を選んで歩く、外出時間に配慮する(10時〜14時の時間帯はUVが一番強い)

 日焼け止めクリームなどの活用

*日焼けといっても人それぞれです。
お肌により、やけどのようになるタイプ・すぐ褐色になるタイプなど個人により様々ですよね。
お肌が日焼けによって炎症を起こさないようにすることが大切です。工夫してくださいね。