(28年6月)

    
 


乳幼児期の「はみがき」に、手こずるご家庭が多くありますね。
なかなか、はみがきが定着せずに悩まれる方もいますよね。
皆さんの声をとりあげてみました。


家庭で困っていること
(親側の意見)

子どもが嫌がる
理由、言い分

 
5歳の子、面倒のようではみがきを嫌がります。
  やらないと怒られるからってみがいたふりを
  しているようです


 
食後にしっかりはみがきをさせたいが逃げて
  しまったり茶化したり思うようにいかずイラ
  イラします、毎回、格闘しています


 
仕上げみがきを嫌がりなかなか丁寧にみがけない、
  なんでこんなに嫌がるのかな?


  仕上げみがきの姿勢がいや
  仕上げみがきをするときの
   お母さんの覗き込む顔が怖い

  お母さんのやり方が痛い、オエッとする
  きれいに、すみずみまでなんてめんどうだぁ
  楽しくない
  歯みがき粉の味がいや
  血が出るときがある



上記の意見を比較してみるとお母さんは、子どものことを考えて丁寧にやってあげたい・・その反面子どもは、歯みがきの必要性などわからない、興味がまったくない、しかも、やらないと怒られる。これでは、なおさら嫌になってしまいますね。親子間の気持ちの不一致で歯磨きの時間が恐怖の時間になってはどうもこうもありません。

〜むし歯を防ぐ効果的なブラッシングを身につける〜

     仕上げみがきの体勢は、子どもの好みにしてみる、または、鏡を持たせてブラッシングの様子を見させるとわりと興味をもつ

     はみがきは、やらないよりやった方がいいことを絵本や画像を使って教える

     ちょこちょこみがきよりも1日1回、確実に磨けるようになることがよい、1日3回にこだわらずに「夜寝る前は、きれいにしようね」という気持ちで・・

     親子一緒にブラッシングタイム、また、好みの歯みがき粉を使う。

6月3日(金)は、歯科健診があります。当日は、むし歯チェックだけでなく歯並びや口腔内の清掃状況も診ます。健診結果により歯科受診をお願いする場合もあります。

これからの季節注意したい『とびひ』

保育園で勤務しているとこの時期よく診るのがとびひです。
幼児期は、皮膚の抵抗力が弱く罹患しやすいのです。
原因は、カサカサした肌や虫刺され、あせもなどの傷口に黄色ブドウ球菌が感染して起こるのです。
さらに掻きこわして傷口が広がり、ひどくなるとあちこちに飛び火していきます。
「小さな傷がいくつもある」「ジュクジュクした傷が大きくなっていて治らない」などありましたら、それはとびひかもしれません。
皮膚科や小児科受診をしてください。
これからは、お肌を露出しますしプール遊びもはじまりますのでお肌のスキンケアに注意してくださいね。わからないことがあればおたずねください。