(28年12月)

    
 

全国のインフルエンザの患者数が、この時期としては、過去5年間で最も多くなっています。
市内でもちらほら耳にしています。流行してほしくありません。

インフルエンザウイルスには「A」「B」「C」型の種類があります。これらについて詳しく知っている人はなかなかいません。どのような違いがあるのか表に挙げてみました。
運が悪ければ3種
類のウイルスに感染するなんてことが起こってしまいます。


インフルエンザ「A」「B」「C」型
ウイルス型 特   徴 主 な 症 状
A型 人以外にも感染するため常にウイルスが変形する。免疫や予防接種の効果が薄く感染しやすいため猛威をふるう。 高熱・のどの痛み、鼻づまりがひどくなる。呼吸器系の合併症を起こす危険性もある。
B型 1〜2年越しに流行する。2月、3月に多い。決まった形で現れるので、一度、感染すると抗体が長く続くので流行の範囲が拡大しない。 高熱でないこともあり、『インフルエンザだ!!』とすぐに判断できない。腹痛、下痢といった消化器系症状もある。
C型 感染するのは5歳以下の子どもがほとんど。なぜかというと抗体がほぼ一生続くため人生で2回罹る事はない。 風邪症状、主に鼻水など鼻風邪のような症状
全般的に風邪との大きな違いは、突然に頭痛や体の痛みが現れ何とも言えぬ不調が感じられ発熱するのが特徴です。抗インフルエンザ薬のおかげで早く解熱しますが、一日の中で2〜3℃の体温差は非常に体力を消耗します。解熱後もゆっくり安静に過ごすことが必要です。登園基準(登園届)も定められていますのでご協力をお願いします。


 綺麗に手を洗っていますか?

かぜやインフルエンザにならないようにするためには、

手洗い、うがいが必要です・・・というお話をぞうぐみさん・きりんぐみさんにしました。
毎年やっている手洗いのお勉強会もぞうぐみさんは、3年目になります。
まずは、手の洗い方を細かいところまで順番にやっていくのですが「つぎは、親指クルックルッだぁ」「爪の中も汚いんだよね」と答えられ、なんとも頼もしい限りです。
最後は、≪手洗い検定試験≫と題して黒〜いスタンプで手を汚して手洗いを実践し綺麗になったら合格〜!となります。いつもより丁寧に洗う姿が見受けられ「1回で合格したぁ」なんて張り切ってやっていました。
こんな風にいつも出来るといいですね。
ピカピカになった自分の手、お友だちの手を見て気持ち良く思う事もいいですよね。