@呼吸器系
朝夕の気温の差から喘息傾向の子は咳やゼーゼーするなどの気管支症状がでやすい季節です。また、秋の花粉症(ブタクサ・ヨモギなど)により鼻水を中心とした症状が続きます。鼻水がなかなか止まらず中耳炎や副鼻腔炎などを併発している場合がありますので早めの対処を。
Aウイルス感染症
気をつけたい感染症としてRSウイルスがあります。RSウイルスは非常に感染力が強く2歳ころまでには、ほぼ100%かかります。風邪(鼻水・咳・発熱など)の症状で経過して治まりますが、初めての感染が2歳以下の乳児だった場合は重症化しやすいので注意が必要です。今季は、すでに流行期に入っています。また、冬にかけてインフルエンザやノロ、ロタウイルスなどの胃腸炎もでてきますので情報が入り次第お伝えしていきます。
Bこころの不調
季節の変わり目で起こりやすい心の不調もあります。なぜそうなるのか・・・日照時間が短くなり体はまだ夏モードで活発に動きたい気持ちがあるにもかかわらず視覚から感じとる脳は、一足早く冬モードになってしまい思う様に体が動かないジレンマだと考えられています。毎日短時間でも外出して日光に当たることで体と心のバランスを整えます。
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