先月は、虫刺されで「痒い」と訪れる子が目立ちました。
特に「蚊に刺された…」とびっくりするほど腫れあがっていることがあります。
一見、打撲でもしたのかしらと思うほどです。
また、掻きこわしからとびひになり保護者のみなさんを
悩ませます。
乳幼児は刺される経験が少ないため体の中で蚊のだ液と戦いが激しく起こっている(アレルギー反応)
ために 腫れあがるのです。
何度も刺されていくうちに体が順応していくのです。
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なぜ蚊は人を刺すのか?→ |
実はメスの蚊が産卵のための栄養補給のために人間の血を必要とします。 |
かゆみや腫れの原因は?→ |
蚊のだ液に含まれるたんぱく質がアレルギー反応を起こすためです。 |
刺されやすい体質は? → |
ある調査によると↓↓の結果がでたそうです。
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@ O型の人(続いてB・AB・A) |
A お酒を飲んだとき(吐く息の匂いに集まる) |
B 暗い洋服を着ているとき |

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プール遊びがはじまります |
7月9日より天候が良い日にはプールなどの水遊びがはじまります。
毎朝の健康チェックによりプールカードの記載をお願いします。
気になる症状がありましたらご連絡をお願いします。
子どもたちには、安全に夏の遊びができるように保健の面から熱中症やけが予防を含めてお話しします。
安全に楽しく遊べるようご家庭でも健康管理をお願いします。
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手・足の爪は、のびていませんか?
子どもは夢中になって泥んこ遊びや川遊びをしますからきれいに洗ったといっても泥が爪の中に残ってしまいます。
その手で皮膚を掻くとバイ菌が入って「とびひ」になってしまいます。
今月号でも触れていますが、虫刺されが多い時期です。
また、プール遊びではお友だちを引っ掻いてしまうこともあります。
小さな子どもたちは爪の先まで気を配ることがまだ出来ません。
週に一度は爪が伸びていないかチェックしてください。
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皮膚のスキンケア
夏は冬と違ってお肌が潤っているように思いがちです・・・
実は汗、皮脂の分泌が盛んなため潤っているような感覚になっているだけでよい皮膚環境ではありません。
汗をかくため石けんでゴシゴシ洗う機会も増えますね。
さっぱりしますが皮膚のバリア機能がとれてしまいます。
とくに敏感肌の方はバリア機能が弱いのでシャワーや入浴のあとは、しっかりと保湿しておくことがトラブルを避けるポイントです。
セラミド配合などの保湿剤ローションタイプが夏は適しています。
しかし注意する点は、皮膚トラブルがおきてしまったら、まずは、受診して薬を塗るなどして症状をおさえることが先決です。
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